進和貿易創業
1946年(昭和21年)2月17日、「進和商事株式会社」を設立。(創業者 渡邊 武男)当時の主な取扱品は繊維製品。翌年には社名を「進和貿易株式会社」と改称。
1946年(昭和21年)2月17日、「進和商事株式会社」を設立。(創業者 渡邊 武男)当時の主な取扱品は繊維製品。翌年には社名を「進和貿易株式会社」と改称。
戦後、依然として産業界が混沌としているなか、他に先駆けて何社もの米国著名メーカーの代理店権を取得し、前身の繊維商社から冷房機・空気清浄装置の輸入販売へと転身。
1960年(昭和35年)1月、日本エアフィルター株式会社を設立。神戸製鋼所・皇居新宮殿・霞が関ビルなどに空気洗浄装置を納入。高炉鋳床集じん技術ならびに転炉工場環境集じん技術を開発。コークス炉無煙押出し技術を開発。美浜原子力発電所に原発用空気浄化システムの第1号機を納入。
日本エアメンテナンス株式会社(関西)を設立。この頃、わが国初の超高層ビル群大規模開発エリアである新宿区西新宿地区は、京王プラザホテルを皮切りに建築ラッシュとなる。自動更新式エアフィルター「ロトロ」、空調用電気集じん機「ロトロ・トロン」、高性能フィルター「ミラセル」などを相次いで納入。
1984年(昭和59年)2月、社名を現在の「進和テック株式会社」と改称。日本エアメンテナンス株式会社(関東)を設立。これにより、エアフィルターの製・販・メンテナンスの一貫体制を確立。
数次の増資を経て、資本金3億円となる。現在の事業所体制を整え、迅速な営業対応の基盤を確立。この頃、病院施設などにおいて「治療から予防へ」の意識が高まる。国内で唯一の銀ゼオライト系抗菌剤を使用したHEPAフィルターを開発・納入。1998年(平成10年)米国の国際会議で発表を行い、翌年日本空気清浄協会技術賞を受賞。
日本エアフィルター株式会社を100%子会社化。この頃、「感覚公害」と呼ばれる臭気への関心が高まり、悪臭に対する規制が強化されたことから、特殊常温触媒とセラミック吸着剤を配合した再生可能型ハニカム脱臭フィルター「ユニリスト」を開発・納入。
2012年(平成24年)4月、代表取締役社長に渡邊裕元が就任。会社機構を一新。「Challenge」「Teamwork」「Rank up」を掲げ、現在まで培ってきた経験と技術力をもとに、地球環境に貢献する企業として未来への躍進を目指す。